大好きなLIBERTYでバッグや小物を製作しています。


by le petit sac
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僕たちは世界を変えることができない。

幸運なことに試写会が当たったので見てきました。
「僕たちは世界を変えることができない。But, we wanna build a school in Cambodia」

公開前なのでどうしようかなと思ったのですが、記憶が新しいうちに感想を書き留めたいと思います。
↓↓ここからはネタばれあり。まだご覧になっていない方はご注意ください↓↓

向井さん演じる医大生の甲太は、ふとしたことからカンボジアに学校を建てることを思い立ちます。
本田くん(松坂桃李さん)、芝山くん(柄本佑さん)、矢野っち(窪田正孝さん)の4人の仲間を中心に
ボランティアサークルを立ち上げ実際にカンボジアへ。そこで目の当たりにするカンボジアの現実・・・

実際にあった話を元にしたフィクションなのですが、限りなくドキュメンタリーに近い感じの作品です。
カンボジアっていうとアンコールワットの遺跡と、ポル・ポト政権下で悲惨な時代があったことくらいしか
知らなかったのですが、実際にこの4人が行った資料館やエイズ病棟などの場面を見ると、
本当はもっと重く苦しい現実があることに胸が詰まる思いがしました。

役者さんたちはこの4人の役として、それらの体験をしお芝居をしているわけですが、
映画全体を通してそれが決して薄い感じを与えない、むしろ共感できる感じでした。
それはガイド役として登場しているブティさんの存在が大きいのではないかと思います。

ブティさんは原作の葉田甲太さんがカンボジアに行かれた際のガイドさんだそうです。
お父さんが収容所で衰弱し亡くなったときの話は、とてもつらいものでしたが、
その後皆を励ますように食事する場面など、ブティさんの温かい人柄がとても印象的でした。

また、もう一つの胸に残るエピソード、エイズ患者の女性の場面。
矢野っちがカンボジアで有名な歌手に似ていると女性は言います。歌ってみるのですがうまく歌えない。
また必ず来ます、といって別れたときの見送る女性の笑顔がとても美しい。
一生懸命歌を練習し、再び訪ねたときにはもうこの女性は・・・今思い出しても涙が出そうです。

どの役者さんもとても良かったですが、順番に。

向井さんは映画初主演でしたが、決してかっこいい男ではなくむしろ不器用で懸命な感じが良かったです。
実際にこんな人が大学にいたらとてももてそうですが(笑) かおりちゃん(村川絵梨さん)には玉砕だったし。
学校の開校式の場面がとても好きでした。子供たちとも自然に打ち解けてました。

松坂桃李さん、この作品で初めて知りました。いい役者さんですね~。
一見チャラ男なんだけど熱いハートのナイスガイを熱演。まあ男前なのはいうまでもありません♪

そしてなんとっ。あの「ゲゲゲ~」のアシスタント2人と共演とは!
大好きだった「てんてんのスガちゃん」柄本佑さん。こういう味のある飄々とした役、はまりますねえ。
そんで、窪田正孝さん。うーんどっかで見たんだけど・・・と見てる間は結局思い出せず(なんでやねん)
家に帰ってから「あーーー、あのアシさんの倉田くんやん!」って。遅っ。彼の繊細なお芝居はいいですね。

それから。短い出番ながら欠かせないこのお二人。
バーのマスターのリリー・フランキーさん。あ~いそうだわ、こういうマスター。いい味出してました。
あと、近藤教授役の阿部寛さん。なんか言葉にとても重みがあって。やっぱうまいです。

向井さん、いい作品に初主演されてほんと良かったです。
「誰かのために何かをする喜びは自分のために何かをする喜びを上回る」甲太くんのセリフですが、確かに。
それにしてもカンボジアの子供たちの笑顔の明るいこと!見たあとに何か温かい気持ちになる映画でした。
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by lepetitsac | 2011-09-19 14:22 | my favorites | Comments(0)